老後の田舎暮らしに何を求める?メリット・デメリット12選

統計アンケートの結果、定年後に田舎暮らしを検討する人は、約4割との回答でした。

都会で生活をしていた人が、定年を機に、余生を田舎暮らしに求めるのは何故なのでしょうか?

何のために田舎暮らしをするのか?
明確な目的はあるのか?

ここでは、田舎暮らしを始めるにあたっての、日常生活でのメリットとデメリットをご紹介しています。

【メリット】

 

自然

老後・田舎暮らし

田舎暮らしのよいところは?と問われたら、誰もが、“自然”と答えるでしょう。
都会に比べると、空気が美味しい。
夜の空は澄んでいて、月明かりも星たちも綺麗に見えます。

春に吹く風は優しく。
夏に吹く風は涼しく。
秋に吹く風は少し淋しく。
冬に吹く風は厳しい。

風と共に鳥のさえずりや、時々聞こえる虫の声も新鮮に思えます。

都会と田舎では、時の刻み方が違います。
田舎では、時がゆっくり流れていきます
1日がとても長く、充実した時間を過ごすことができます。

食材

田舎は自然が豊富です。
少し山の中に入れば、季節の食材が採れます。

タラの芽ふきのとう
わらび(ゼンマイ)ウド行者にんにく
姫竹フキと春から夏にかけて山菜三昧

田舎には、必ず「山菜名人」が居ます。
仲良くなって、収穫する時期や場所など教えてもらえるかも?しれませんね。

海がある田舎暮らしなら、新鮮な魚介類が手に入ります。
価格も都会に比べたら、とてもリーズナブル。

田舎暮らしをする場所は、海と山が近い場所がお得かもしれませんね。

土地・家

田舎になればなるほど、土地や家の購入価格は安くなります。
安いので広い土地が手に入ります。
隣近所に気兼ねをしなくて済むことは、とてもありがたいですね。

ペットを飼っている場合、鳴き声を気にする飼い主さんも多いですよね。
田舎は家と家が隣接していないので、どんなに吠えても安心です。
ストレスを回避できることは、とても魅力的ですね。

騒音

都会の喧騒に慣れてしまった人には、少し物足りないくらい、田舎の夜は静かです。

夕方には、人が外にいません。
車も通りません。
救急車や消防車のサイレンも聞こえません。
もちろん、暴走車も通りません。

夜は暗闇に包まれ、とても静寂です。

趣味

田舎暮らしを思い描いた時、基準になるのが“趣味”のようです。

釣の好きな人。
ガーデニングの好きな人。
家庭菜園の好きな人。
写真を撮るのが好きな人。

この、趣味が生かせる場所に住みたい。と田舎暮らしを始める方も多いようです。

地方では、過疎化が進んでいます。
町村が活性化を図るために、色々なPRをしています。
また、地方ならではの行事もあり、人々の交流の場となっています。

移住体験なのど企画を利用して、土地柄などに触れて見るのも良いですよね。

田舎は人口人数が少ないので、助け合いの精神が発達しています。

【デメリット】

高齢期に暮らしたい環境としてのアンケート結果

  • 文化・商業環境か豊富…63.5%
    公共交通機関が充実
  • 山村、漁村、自然環境に恵まれた場所…13.8%
  • 車が移動の中心手段となる住宅地…9.8%
  • わからない…7.6%

老後・田舎暮らし

 

交通

田舎暮らしの最大のデメリットは、交通が不便だということです。
はっきりいって、車がなければ何もできません。
バスも汽車も1日に数本の運用しかされていません。
時間帯も、朝と夜、利用者が多い時間に限られています。

町村によっては、タクシー券の無料配布や、スーパーの無料配達、マイクロバスの巡回などのサービスをしています。

バスも汽車も利用するには、とても不便な田舎暮らし。
ほとんどの人は、マイカーを足代わりにしています。
何処に行くにも、車の移動です。
ひとり一台で所有していますね。
車の維持費は、かなりの金額になります。

  • ガソリン代…月1~2万
  • タイヤ代…1セット約4~6万
  • 車検代…約6~8万
  • 自動車税…普通自動車39,500円、軽自動車12,900円
  • 任意自動車保険料…月約1万~1.2万

車にかかる経費は年間、約40万程必要です。(月にすると33,000円)
年金生活には痛い出費となります。

買い物

田舎暮らしでは、充実した買い物は望めません。
食料品にしても、衣料品にしても、価格は割高。
流行を望むことも諦めなければなりません。

価格や品質を求めるならば、都市部へ買い出しに行かなくてはなりません。

結論としては、買い出しに行く距離と時間がかかる不便さは否めません

病院

いつまでも、健康体であれば問題はありません。
しかし、”老い”には勝てません。

近くに病院がないというのは、とても不安なことです。
田舎には、診療所しかありません。
病気を患った場合、田舎に住んだことを悔やむかもしれませんね。

家の管理

家を持つことは、財産と言われていますが、家は消耗品です。
家の維持にも費用は掛かります。
また、家の周りの雑草の処理にも時間と費用がかかります。

雑草も良く生えますが、自然が多い分だけ、害虫も多いです。
ここは南国?と思うくらい、カラフルな見たことない虫がいます。
サイズもビッグです。
無視の嫌いな人には、最悪の環境かもしれません。

また、居住地が北国であれば、1年のうち、4ヶ月くらいは、毎日雪かきの作業が発生します。

噂話

田舎の人は、良くも悪くも世話好きです。
そして、とても噂話が大好きです。
人づきあいが苦手な人は、田舎の人との交流は、鬱陶しいかもしれません。

老後生活に必要な立地

高齢期に住みたい住宅の立地条件

  • スーパーなどが近くにある…45.8%
  • 駅やバス停、交通の便の良さ…37.7%
  • 子供・親類が近くに住んでい…34.7%
  • 病院・診療所か゛近くにある…34.3%
  • 現在の住宅地であること…30.4%
  • 自然環境がよいこと…22.0%

 

移住

老後・田舎暮らし

 

田舎暮らしに憧れて、移住を決断するのには、注意が必要です。
定年を迎える頃の年齢は60~65歳です。
体力も気力もまだまだ十分若いです。
では、10年後はどうでしょう。75歳です。
さらに、20年後はどうですか?85歳です。

田舎で暮らすということは、全てにおいて、自分の力が必要になります。
しかし、年を増すごとに、体力は弱ってきます。
趣味で始めた、家庭菜園もいつまで出来るでしょうか?
夫婦が、いつまでも健康体であるとも限りませんよね。

田舎は、スーパーも病院も少ないです。
何処に行くにも車での移動です。
からだを壊した場合、車も運転できない状況になるかもしれません。
今の年齢より更に20年たった時の自分を、想像して物事を判断することは、必要なことなのではないでしょうか?

住む場所にもよりますが、自然は優しいばかりではありません。
時に厳しい現実を、私たちに突きつけてきます。
日本全国、北は北海道から沖縄まで、自然環境は大きく違います。
北海道に住むなら、厳しい冬を覚悟しなければなりません。
沖縄は、暖かいけれど、台風対策が求められるでしょう。

一年中穏やかな気候の場所が、老後の田舎生活には、良いのでしょうが、日本は四季がはっきりしているから、なかなか難しいですね。

デュアルライフ

デュアルライフて知ってますか?
街では、子供や孫、仕事仲間との交流を維持しながら、田舎では、自然の中で、趣味や道楽を楽しみながら、ゆったり過ごすという暮らし方です。

からだが動くうちは、郊外に土地を借りて、家庭菜園をする。
からだが弱ったら、交通や病院など便の良い街で生活をする。

これなら、やりがいや気分転換にもなり、充実した老後の日常を送れますね。

まとめ

まとめ

【田舎暮らしのメリット】

  • 豊かな自然に囲まれ、ゆったりした時間を過ごすことができる
  • 海の幸、山の幸、新鮮な野菜が豊富、価格も安い
  • 土地や家が安い
  • 騒音がなく夜は安眠できる
  • たっぷりある時間を使って趣味三昧
  • 地方ならではの行事参加で地域交流

【田舎暮らしのデメリット】

  • 公共機関・交通の不便
  • 車移動が余儀なくされる、車の維持費
  • スーパーが少ない、品数も少ない、価格も高い
  • 病院の不安
  • 家の管理は老後のからだに堪える
  • 田舎の人は噂話が大好き

移住には注意が必要
デュアルライフで快適老後生活

いかがでしたか?
この情報が、あなたのお役に立てば幸いです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。